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電波の型式(表示記号) でんぱのかたしき

二陸特 三陸特 3アマ 4アマ 一陸技 電波法施行規則 4条の2 電波法 8条 電波法 53条

主搬送波の変調の型式、主搬送波を変調する信号の性質、伝送情報の型式を、この順序に従って3つの記号で表したもの。F3E や A1A の形で書く。

試験ではここ

「周波数変調・アナログ信号の単一チャネル・電話」の条件から F3E を選ぶ問題と、「パルス変調・変調信号なし・無情報」の P0N が出た。指定事項、免許状(免許記録)の記載事項、指定の変更(申請)の肢にも「電波の型式」が並ぶ。

電波の型式は、電波の「変調のしかた」「乗せる信号の種類」「運ぶ情報の中身」を1文字ずつ並べた3文字の記号です。F3E なら、周波数変調で、アナログの1チャネルで、電話(音声)を送る電波です。免許状(免許記録)に記載され、運用はそのとおりに行います。

電波の型式(表示記号)の挿絵。電波の型式=変調の型式・信号の性質・伝送情報の型式の3文字
電波の型式=変調の型式・信号の性質・伝送情報の型式の3文字
F3E の3文字を、変調の型式・信号の性質・伝送情報の型式に分解した図
3文字の読み方。J3E はSSB電話、A1A はモールス電信
電波法施行規則 第4条の2第1項

電波の主搬送波の変調の型式、主搬送波を変調する信号の性質及び伝送情報の型式は、次の各号に掲げるように分類し、それぞれ当該各号に掲げる記号をもつて表示する。 ただし、主搬送波を変調する信号の性質を表示する記号は、対応する算用数字をもつて表示することがあるものとする。

電波法施行規則 第4条の2第2項

この規則その他法に基づく省令、告示等において電波の型式は、前項に規定する主搬送波の変調の型式、主搬送波を変調する信号の性質及び伝送情報の型式を同項に規定する記号をもつて、かつ、その順序に従つて表記する。

1文字目:主搬送波の変調の型式

主な記号

  • N 無変調
  • A 振幅変調で両側波帯
  • H 振幅変調で単側波帯・全搬送波
  • J 振幅変調で単側波帯・抑圧搬送波(SSB)
  • F 角度変調で周波数変調(FM)
  • G 角度変調で位相変調
  • D 振幅変調と角度変調を同時に、又は一定の順序で行うもの
  • P パルス変調で無変調パルス列

2文字目:主搬送波を変調する信号の性質

主な記号

  • 0 変調信号のないもの
  • 1 デジタル信号である単一チャネルのもので、変調のための副搬送波を使用しないもの
  • 2 デジタル信号である単一チャネルのもので、変調のための副搬送波を使用するもの
  • 3 アナログ信号である単一チャネルのもの
  • 7 デジタル信号である2以上のチャネルのもの
  • 8 アナログ信号である2以上のチャネルのもの
  • 9 デジタル信号の1又は2以上のチャネルとアナログ信号の1又は2以上のチャネルを複合したもの

3文字目:伝送情報の型式

主な記号

  • N 無情報
  • A 電信(聴覚受信を目的とするもの)
  • B 電信(自動受信を目的とするもの)
  • C ファクシミリ
  • D データ伝送、遠隔測定又は遠隔指令
  • E 電話(音響の放送を含む。)
  • F テレビジョン(映像に限る。)
  • W これらの型式の組合せのもの
電波の型式の記号表(施行規則4条の2)
3文字それぞれの記号表。F・3・E を拾えば F3E

問題に出た記号の読み方

3文字をつなげて読む

  • F3E 周波数変調・アナログ単一チャネル・電話。FM の音声通信
  • A3E 両側波帯の振幅変調・アナログ単一チャネル・電話。AM の音声通信
  • J3E 抑圧搬送波単側波帯・アナログ単一チャネル・電話。SSB の音声通信
  • A1A 両側波帯の振幅変調・副搬送波なしデジタル単一チャネル・聴覚受信の電信。モールス電信
  • F2D 周波数変調・副搬送波ありデジタル単一チャネル・データ伝送
  • G1D 位相変調・副搬送波なしデジタル単一チャネル・データ伝送
  • P0N 無変調パルス列・変調信号なし・無情報。レーダーの電波
  • F7W 周波数変調・デジタル2以上のチャネル・組合せ
ひっかけ

2文字目の「3」を「7」「8」に変えた F7E・F8E が誤答肢に出ます。3 はアナログ単一チャネル、7 はデジタル2以上、8 はアナログ2以上です。1文字目を A に変えた A3E も並びます。

この用語を押さえる問題

三陸特 ・ 日本無線協会 令和4年2月期 法規 問3

電波の主搬送波の変調の型式が角度変調で周波数変調のもの、主搬送波を変調する信号の性質がアナログ信号である単一チャネルのものであって、伝送情報の型式が電話(音響の放送を含む。)の電波の型式を表示する記号はどれか。次のうちから選べ。

正答: F3E

電波法施行規則第4条の2の電波の型式の表示で、第1文字Fは角度変調のうち周波数変調、第2文字3はアナログ信号の単一チャネル、第3文字Eは電話(音響の放送を含む)を表します。したがってF3Eが正解です。

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二陸特 ・ 日本無線協会 CBT例題 法規 No.2 問3

パルス変調で変調信号がなく無情報のものの電波の型式を表示する記号はどれか。次のうちから選べ。

正答: P0N

電波法施行規則4条の2。P=パルス変調、0=変調信号なし、N=無情報。A3Eは振幅変調の電話、F3Eは周波数変調の電話。

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二陸特 ・ 日本無線協会 令和4年2月期 法規 問1

無線局の免許人は、電波の型式及び周波数の指定の変更を受けようとするときは、どうしなければならないか。次のうちから選べ。

正答: 総務大臣に電波の型式及び周波数の指定の変更を申請する。

電波法第19条により、免許人が識別信号、電波の型式、周波数、空中線電力又は運用許容時間の指定の変更を受けようとするときは総務大臣に申請し、総務大臣は混信の除去その他特に必要があると認めるときに限り指定を変更できます。指定事項は総務大臣が決めるものなので「申請」が正しい手続きです。

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三陸特 ・ 日本無線協会 令和3年6月期 法規 問7

無線局を運用する場合においては、遭難通信を行う場合を除き、電波の型式及び周波数は、どの書類に記載されたところによらなければならないか。次のうちから選べ。

正答: 免許状

出題当時の規定では正しい記述です。電波法第53条により、無線局を運用する場合には、遭難通信を行う場合を除き、無線設備の設置場所、識別信号、電波の型式及び周波数は、免許状(現行法では免許記録)に記載されたところによらなければなりません。現行の第53条は「免許記録に記録されているところによらなければならない」と定めています。

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問われた問題 40

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