技術操作・通信操作(外部の転換装置) ぎじゅつそうさ・つうしんそうさ
無線設備の操作のうち、電波を正しく出すための機器の調整や切替えが技術操作、通信を行うための操作が通信操作。陸上特殊無線技士の操作の範囲は「外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作」に限られる。
三陸特・二陸特の操作の範囲の問題文は「…の外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作」で終わる。問われるのは前半の数字で、三陸特は50ワット以下・25,010kHzから960MHzまで、100ワット以下・1,215MHz以上。二陸特の人工衛星局の中継の多重無線設備は50ワット以下。
「外部の転換装置」は、無線設備の外側にあるスイッチやつまみのことです。陸上特殊無線技士は、電波の質を変えてしまわない外側の操作だけを行えます。中の回路を調整する操作は含みません。

電波法施行規則 第33条第6号六 次に掲げる無線局(適合表示無線設備のみを使用するものに限る。)の無線設備の外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作
電波法施行規則 第2条第1項第45号四十五 「無人方式の無線設備」とは、自動的に動作する無線設備であつて、通常の状態においては技術操作を直接必要としないものをいう。
技術操作と通信操作
法令は、機器を扱う技術操作と、通信を行う通信操作を書き分けています。アマチュアでは、4アマは「モールス符号による通信操作」ができず、3アマからできます(操作の範囲)。

決まり文句の読み方
陸特の問題文の後半は毎回同じ決まり文句です。読み飛ばしてよい部分で、答えを決めるのは前半の周波数と空中線電力です。
二陸特の「人工衛星局の中継により無線通信を行うものの多重無線設備」の問題で10ワットを選ばせる肢が出ます。10ワットは1,606.5kHzから4,000kHzまでの設備やレーダーの数字で、多重無線設備は50ワット以下です。
この用語を押さえる問題
第三級陸上特殊無線技士の資格を有する者が、陸上の無線局の空中線電力100ワット以下の無線設備(レーダー及び人工衛星局の中継により無線通信を行う無線局の多重無線設備を除く。)の外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作を行うことができる周波数の電波はどれか。次の...
正答: 1,215MHz以上
正しい。電波法施行令第3条により、三陸特は陸上の無線局の空中線電力100W以下の無線設備で、1,215MHz以上の周波数の電波を使用するものの外部の転換装置の技術操作ができます。なお25,010kHzから960MHzまでの範囲は空中線電力50W以下に限られます。
この問題を解く第三級陸上特殊無線技士の資格を有する者が、陸上の無線局の1,215MHz以上の周波数の電波を使用する無線設備(レーダー及び人工衛星局の中継により無線通信を行う無線局の多重無線設備を除く。)の外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作を行うことができるのは、空中...
正答: 100ワット
正しいです。電波法施行令第3条により、第三級陸上特殊無線技士は、陸上の無線局の1,215MHz以上の周波数の電波を使用する無線設備(レーダー等を除く)で空中線電力100ワット以下のものの外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作ができます。
この問題を解く第二級陸上特殊無線技士の資格を有する者が、陸上の無線局で人工衛星局の中継により無線通信を行うものの多重無線設備の外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作を行うことができるのは、空中線電力何ワット以下のものか。次のうちから選べ。
正答: 50ワット
電波法施行令第3条により、第二級陸上特殊無線技士は、陸上の無線局で人工衛星局の中継により無線通信を行うものの空中線電力50ワット以下の多重無線設備の外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作を行うことができます。
この問題を解く問われた問題 22
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- 三陸特 令和3年10月期 問5 第三級陸上特殊無線技士の資格を有する者が、陸上の無線局の1,215MHz以上の周波数の電波を使用する無線設...
- 三陸特 令和3年6月期 問6 第三級陸上特殊無線技士の資格を有する者が、陸上の無線局の空中線電力50ワット以下の無線設備(レーダー及び人...
- 三陸特 令和3年2月期 問5 第三級陸上特殊無線技士の資格を有する者が、陸上の無線局の25,010kHzから960MHzまでの周波数の電...
- 三陸特 令和2年10月期 問5 第三級陸上特殊無線技士の資格を有する者が、陸上の無線局の空中線電力100ワット以下の無線設備(レーダー及び...
- 三陸特 令和2年2月期 問5 第三級陸上特殊無線技士の資格を有する者が、陸上の無線局の1,215MHz以上の周波数の電波を使用する無線設...
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