コンデンサの種類(電解・セラミック・可変) こんでんさのしゅるい
電気をためるコンデンサには、材料と形の違う種類がある。容量が大きく+−の向き(極性)がある電解コンデンサ、小さく高周波向きのセラミックコンデンサ、つまみで容量を変える可変コンデンサ(バリコン・トリマ)など。
3アマで「平滑回路には大容量の[コンデンサ]と[チョークコイル]」(抵抗・水晶振動子は誤り)。一陸技の Q メータでは可変コンデンサ C を回して共振させる。種類の暗記より、電解=極性あり・平滑用、可変=同調用、と役割で覚える。
コンデンサの働き(直流は通さず、交流は周波数が高いほど通す)はコンデンサとコイルの項目にあります。ここでは実物の部品として、どんな種類がどこに使われるかを見ます。容量の大きさと、+−の向きがあるかどうかが選び方の分かれ目です。

おもな種類と使い道
表示の読み方
数値例です。「104」は 10×10⁴=100,000〔pF〕=0.1〔μF〕、「103」は 0.01〔μF〕です。電解コンデンサには「1000μF 25V」のように容量と耐圧が直接書いてあります。耐圧はかかる電圧より高いものを選びます。

典型問題の解き方(平滑回路の部品)
3アマ オリジナル No.2 問26。「整流回路の出力は脈流であり、これを直流に近づけるために[A]回路を用いる。大容量の[B]と[C]が用いられる」
電解コンデンサには向きがあります。+−を逆につないだり、耐圧を超える電圧をかけたりすると、発熱して膨らみ、破裂することもあります。セラミックコンデンサには向きがありません。並列で容量が増え、直列で減るのは抵抗と逆です。

この用語を押さえる問題
次の記述の[ ]内に入れるべき字句の組合せで、正しいのはどれか。 整流回路の出力は脈流であり、これを直流に近づけるために[A]回路を用いる。この回路には、大容量の[B]と[C]が用いられる。
正答: A:平滑 B:コンデンサ C:チョークコイル
正しい。平滑回路では、コンデンサが脈流の山で充電し谷で放電して電圧の変動を埋め、直列に入れたチョークコイルが電流の変化を妨げてリプルをさらに小さくする。
この問題を解く次の記述は、図に示す原理的な Q メータによるコイルの尖鋭度 Q の測定原理について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、回路は静電容量が C〔F〕で共振状態にあるものとし、交流電圧計 V の内部抵抗は無限大とする。 (1) C...
正答: A=V₁/RX B=1/(ωC) C=V₂/V₁
正しい。直列共振では LX と C のリアクタンスが打ち消し合い、回路インピーダンスは RX だけになるので IC = V₁/RX(A)。C の両端電圧はこの電流にリアクタンスを掛けて V₂ = IC×1/(ωC) = V₁/(ωCRX)(B = 1/(ωC))。共振時は 1/(ωC) = ωLX なので V₂/V₁ = ωLX/RX = Q(C)。V₁ を一定にしておけば電圧計 V の指示 V₂ が Q に比例し、目盛から Q を直読できる。
この問題を解く問われた問題 2
- 一陸技 令和8年7月期 問20 次の記述は、図に示す原理的な Q メータによるコイルの尖鋭度 Q の測定原理について述べたものである。[ ...
- 3アマ オリジナルNo.2 問26 次の記述の[ ]内に入れるべき字句の組合せで、正しいのはどれか。 整流回路の出力は脈流であり、これを直流に...