陸上移動局 りくじょういどうきょく
陸上を移動中又はその特定しない地点に停止中運用する無線局(船上通信局を除く。)をいう。基地局と組で陸上移動業務を行う。業務用の車載無線や携帯電話の端末がこれに当たる。
免許記録(出題当時は免許状)の備付け場所が定番で、正解は「無線設備の常置場所」。「基地局の通信室」「免許人の事務所」は誤り。再免許を受けた陸上移動局の有効期間は5年。一陸技は空中線の避雷器・接地装置が要らない「陸上移動局又は携帯局」の空欄。
業務用の車載無線や、携帯電話の端末のように、陸上を動きながら使う局が陸上移動局です。相手は陸上に据え付けた基地局か、ほかの陸上移動局です。
電波法施行規則 第4条第1項第12号陸上移動局 陸上を移動中又はその特定しない地点に停止中運用する無線局(船上通信局を除く。)をいう。
電波法施行規則 第3条第1項第8号陸上移動業務 基地局若しくは高高度基地局と陸上移動局(陸上移動受信設備(第八号の三の携帯受信設備を除く。)を含む。次条第一項第六号及び第六号の二において同じ。)との間又は陸上移動局相互間の無線通信業務(陸上移動中継局の中継によるものを含む。)をいう。
「陸上」には川や湖も入る
移動業務の定義の括弧書きで、「陸上」には河川、湖沼その他これらに準ずる水域を含むとされています。陸上・海上・上空のどこでも使える携帯局とは、使える場所の広さで区別します。

免許記録は無線設備の常置場所に
陸上移動局は動くので、送信装置のある場所(運用するとき)か、無線設備の常置場所に免許記録を備え付けます(電波法施行規則第38条第3項)。基地局の免許記録は基地局に、陸上移動局の免許記録は陸上移動局の側に置きます。

空中線の避雷器・接地装置が要らない
電波法施行規則 第26条無線設備の空中線系には避雷器又は接地装置を、また、カウンターポイズには接地装置をそれぞれ設けなければならない。 ただし、二六・一七五MHzを超える周波数を使用する無線局の無線設備及び陸上移動局又は携帯局の無線設備の空中線については、この限りでない。

この用語を押さえる問題
陸上移動局(包括免許に係る特定無線局を除く。)の免許状は、どこに備え付けておかなければならないか。次のうちから選べ。
正答: 無線設備の常置場所
電波法施行規則第38条第3項により、陸上移動局など移動する無線局の免許状(現行法では免許記録)は、送信装置のある場所又は無線設備の常置場所に備え付けておかなければならない。この肢が正しい。なお免許記録を掲示するのは船舶局・無線航行移動局・船舶地球局だけである(同条第2項)。
この問題を解く再免許を受けた陸上移動局の免許の有効期間は何年か。次のうちから選べ。
正答: 5年
正しい記述です。無線局の免許の有効期間は免許の日から起算して5年を超えない範囲内で総務省令で定めるとされ(電波法第13条)、陸上移動局の有効期間は5年と定められています(電波法施行規則第7条)。再免許の場合も同じく5年です。
この問題を解く次の記述は、空中線等の保安施設について述べたものである。電波法施行規則(第26条)の規定に照らし、[ ]内に入れるべき最も適切な字句の組合せを下の1から4までのうちから一つ選べ。 無線設備の空中線系には [A] を、また、カウンターポイズには [B] をそれぞれ設けなければ...
正答: A=避雷器又は接地装置 B=接地装置 C=陸上移動局又は携帯局
正しい組合せ。電波法施行規則第26条は、無線設備の空中線系には「避雷器又は接地装置」を、カウンターポイズには「接地装置」をそれぞれ設けることを求め、26.175MHzを超える周波数を使用する無線局の無線設備及び「陸上移動局又は携帯局」の無線設備の空中線を除外している。
この問題を解く問われた問題 17
- 一陸技 令和8年7月期 問13 暗語の使用に関する次の記述のうち、電波法(第58条)の規定に照らし、この規定に定めるところに適合するものは...
- 一陸技 令和8年7月期 問8 無線局に係る安全施設等に関する次の記述のうち、電波法施行規則(第21条の3、第23条、第25条及び第26条...
- 一陸技 令和8年1月期 問9 次の記述は、空中線等の保安施設について述べたものである。電波法施行規則(第26条)の規定に照らし、[ ]内...
- 一陸技 令和8年1月期 問1 固定局又は陸上移動業務の無線局の予備免許及び予備免許中の変更等に関する次の記述のうち、電波法(第8条、第9...
- 三陸特 例題No.3 問12 陸上移動局の免許記録は、総務省令で定める方法により、どこに備え付けておかなければならないか。次のうちから選べ。
- 三陸特 令和4年2月期 問2 陸上移動業務の無線局(免許の有効期間が1年以内であるものを除く。)の再免許の申請は、どの期間内に行わなけれ...
- 三陸特 令和4年2月期 問1 無線局の免許状に記載される事項に該当しないものはどれか。次のうちから選べ。
- 三陸特 令和3年10月期 問12 陸上移動局(包括免許に係る特定無線局を除く。)の免許状は、どこに備え付けておかなければならないか。次のうち...
- 三陸特 令和2年2月期 問2 陸上移動業務の無線局(免許の有効期間が1年以内であるものを除く。)の再免許の申請は、どの期間内に行わなけれ...
- 二陸特 令和4年2月期 問2 再免許を受けた陸上移動局の免許の有効期間は何年か。次のうちから選べ。
- 二陸特 令和3年10月期 問2 再免許を受けた陸上移動局の免許の有効期間は何年か。次のうちから選べ。
- 二陸特 令和3年6月期 問7 次の記述は、陸上移動業務の無線局の無線電話通信における応答事項を掲げたものである。無線局運用規則の規定に照...
- 二陸特 令和3年6月期 問4 第二級陸上特殊無線技士の資格を有する者の無線設備の操作の対象となる「陸上の無線局」に該当するものはどれか。...
- 二陸特 令和3年6月期 問2 再免許を受けた陸上移動局の免許の有効期間は何年か。次のうちから選べ。
- 二陸特 令和元年6月期 問7 次の記述は、陸上移動業務の無線局の無線電話通信における応答事項を掲げたものである。無線局運用規則の規定に照...
- 二陸特 令和元年6月期 問4 第二級陸上特殊無線技士の資格を有する者の無線設備の操作の対象となる「陸上の無線局」に該当するものはどれか。...
- 二陸特 令和元年6月期 問2 陸上移動業務の無線局(免許の有効期間が1年以内であるものを除く。)の再免許の申請は、どの期間内に行わなけれ...